混同しやすいスピリチュアル用語のちがい|ソウルメイトとツインレイ、オーラとチャクラ、波動と周波数

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スピリチュアル基礎

スピリチュアルの用語には、似ているのに別の意味を持つものや、同じ言葉が分野によって違う意味で使われるものがあります。解説を読み比べると、言葉の意味がばらばらで戸惑うこともあるはずです。

ここでは、混同しやすい用語を組にして、それぞれの意味と出どころの違いを並べます。言葉ごとの小事典は、別の記事「スピリチュアル用語一覧」にまとめています。

ソウルメイトとツインレイ

混同しやすいスピリチュアル用語のちがい|ソウルメイトとツインレイ、オーラとチャクラ、波動と周波数のイメージ

ソウルメイトは英語の古い言葉で、1822年に詩人のコールリッジが手紙で使った例があります。辞書の意味は「深い親しみを感じる相手」で、恋人に限らず、友人や家族にも使えます。

ツインレイは、英語圏で「ツインフレーム」と呼ばれる考え方の日本での呼び方です。ツインフレームという語は1886年の小説に出てきて、一つの魂が二つに分かれた片割れ、という意味が1970年代以降の著書で広まりました。ソウルメイトが「縁の深い相手」を広く指すのに対して、ツインレイは「ただ一人の片割れ」を指す言葉として使われます。

どちらも、文献の上で統一された定義はありません。解説によって説明が違うのはそのためで、どれが正しいかを決める物差しはありません。

オーラとチャクラ

オーラは、体の外側を取り巻くとされる光の層です。色ごとに意味を当てる考え方は、1905年に神智学の本に載った25色の表がもとになっています。

チャクラは、体の中心線に沿って並ぶとされる中枢で、サンスクリット語で「輪」の意味です。インドの文献では数も体系ごとに違い、色はあっても、いまのような虹の七色の並びはありません。一つずつ色を当てる形は1930年代に、色と性質を並べた一覧は1977年に印刷されたのが最初とされています。

まとめると、オーラは体の外側の層、チャクラは体の内側の中枢、という違いです。どちらも「色に意味がある」と説明されますが、その色の割り当ては、20世紀の西洋でまとめられたものです。

スピリチュアルの「波動」と、物理学の波動

物理学で波動と言えば、ある状態の変化が周りへ伝わっていく現象のことです。音や光が波として伝わるのが、その例です。周波数は、1秒あたりに振動する回数で、単位はヘルツで表します。

一方、スピリチュアルで「波動が高い人」「波動を上げる」と言うときの波動は、人の状態のよさを表す言い方として使われています。物理学者は、健康商品などで言う「波動」は物理学の波動とは別物だと指摘しています。数値で測れる量のように書かれていても、物理学の意味での波や周波数ではありません。

「波動を測る機械」や「波動を高める水」を勧められたら、物理学の波動とは別の話だと思い出してください。高額な品物は、その場で決めないことです。

カルマと因果応報と宿業

カルマは、サンスクリット語で「行為」の意味で、仏教では「業」と訳されました。行いそのものと、行いが結果を生むという考え方を指します。

因果応報は、その結果のほうを言う仏教の言葉です。善悪の行いに応じて報いを受けること、と辞典は説明し、いまでは悪い行いに悪い報いがある、という意味で使うことが多いとしています。

宿業は、前世の業で今の境遇が決まる、という日本で広まった考え方です。辞典は、この考え方があきらめを助長し、業の考え方の本来の姿から遠ざかったと指摘しています。三つは似ていますが、指しているものが違います。

アセンションとアセンデッドマスター

アセンションは、もとは「上昇」「昇天」の意味の言葉です。スピリチュアルでは「意識が高い次元に上がること」の意味で使われ、1970年代以降、マヤ暦の周期と結びつけて広まりました。

アセンデッドマスターは、肉体を持ったまま高い境地に上がったとされる存在のことで、19世紀末の神智学の考えをもとに、1930年代のアメリカの宗教運動で広まりました。よく見る「5次元へのシフト」という言い方は、出どころがたどれませんでした。

シンクロニシティとエンジェルナンバー

シンクロニシティは、心理学者ユングが使った「意味のある偶然の一致」を指す言葉です。原因と結果のつながりが見つからないのに、意味を感じる一致があることを問題にしました。

エンジェルナンバーは、繰り返し見る数字に天使の知らせを読む考え方で、1999年の本から広まりました。数字に決まった意味を当てるところが、ユングの考え方とは違います。同じ「偶然に意味を見る」話でも、出どころも中身も別のものです。

グラウンディングとアーシング

グラウンディングは「地に足をつける」という意味で使われ、1950年代に始まった、体を使う心理療法の考え方から来ています。気持ちを今ここに戻す、という比喩として使われることが多い言葉です。

アーシングは、素足で地面に触れるなど、体を大地に直接つなぐことを指し、2010年の本から広まりました。健康への効果については、評価を確かめられなかったので、ここでは書きません。

スピリチュアルとニューエイジと精神世界

スピリチュアルは、ラテン語で「息」を意味する言葉から来て、霊や魂、心を指すようになった言葉です。ニューエイジは、1970年代のアメリカで広まった思想や文化の流れで、もとには19世紀の神智学があります。

日本では、1970年代に「精神世界」という呼び方で関連の本が広まりました。その後、テレビや本による大きなスピリチュアルのブームが2000年代にあり、ピークは2007年ごろとされています。

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よくある質問

Q. ソウルメイトとツインレイの違いは何ですか?

A. ソウルメイトは「深い親しみを感じる相手」を広く指す英語の古い言葉で、ツインレイは「ただ一人の片割れ」を指す言葉として使われます。どちらも統一された定義はありません。

Q. オーラとチャクラは同じものですか?

A. 違います。オーラは体の外側を取り巻くとされる層、チャクラは体の中心線に並ぶとされる中枢です。色の割り当ては、どちらも20世紀の西洋でまとめられたものです。

Q. 「波動が高い」の波動は、物理学の波動ですか?

A. 別のものです。物理学の波動は状態の変化が周りへ伝わる現象、周波数は1秒あたりの振動の回数です。スピリチュアルで言う波動は、人の状態のよさを表す言い方です。

Q. カルマと因果応報は同じ意味ですか?

A. 近いですが違います。カルマは「行為」とそれが結果を生む考え方、因果応報はその報いのほうを言う仏教の言葉です。

Q. アセンションの「5次元」はどこから来た言葉ですか?

A. 出どころはたどれませんでした。アセンションは、もとは「上昇」「昇天」の意味の言葉です。

Q. シンクロニシティとエンジェルナンバーは同じ考え方ですか?

A. 別の考え方です。シンクロニシティはユングの「意味のある偶然の一致」、エンジェルナンバーは1999年の本から広まった、数字に決まった意味を当てる考え方です。

Q. ニューエイジと精神世界は同じものですか?

A. 近い流れですが、ニューエイジは1970年代のアメリカで広まった思想や文化の流れ、精神世界は同じころの日本で関連の本が広まったときの呼び方です。

Q. 用語の意味が本によって違うのはなぜですか?

A. 多くの用語に、統一された定義や正典がないためです。同じ言葉でも、出どころや書き手によって意味が変わります。

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