※ この記事はスピリチュアルな観点からの情報提供です。
「風の時代」という言葉を、ここ数年でよく耳にするようになったという方も多いのではないでしょうか。SNSやスピリチュアル系のメディアを中心に広まったこの言葉ですが、「なんとなく聞いたことはあるけど、実際どういう意味なの?」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、占星術の視点から「風の時代とは何か」をできるだけわかりやすくお伝えします。時代の流れを知ることは、自分の生き方や価値観を見直すきっかけにもなります。星の動きに興味がある方も、まったくの初心者の方も、ぜひ最後までゆっくりと読んでみてください。
風の時代とは?占星術的な基本を知ろう

「風の時代」とは、占星術において惑星の動きをもとにした「時代区分」のひとつです。西洋占星術では、木星と土星がどの星座で重なるか(これを「グレートコンジャンクション」と呼びます)によって、約20年ごとに時代の質が変わると考えられています。
さらに大きな視点では、この重なりが「どのエレメント(元素)の星座で起こるか」によって、およそ200年単位で時代の大テーマが変わるとも言われています。エレメントには「火・地(土)・風・水」の4種類があり、それぞれ異なる性質を持っています。
2020年12月22日、木星と土星が「みずがめ座」で重なりました。みずがめ座は「風」のエレメントに属する星座です。この出来事を境に、それまで約200年続いた「土のエレメント」の時代が終わり、「風のエレメント」の時代が始まったと占星術の世界では語られています。これが「風の時代の幕開け」と呼ばれるゆえんです。
大きな転換点であることから、世界的にも注目を集め、日本でも多くのメディアやSNSで取り上げられました。「時代が変わった」という感覚を持った方も多かったのではないでしょうか。
風の時代を理解するための大切なポイント
📖 あわせて読みたい:太陽星座の意味とは?月と暦の流れに合わせた星読みの基本と過ごし方
① 「土の時代」との違いを知る
風の時代を理解するには、その前の「土の時代」と比べてみるのがわかりやすいでしょう。土のエレメントは、安定・物質・形あるもの・積み上げることを象徴すると言われています。土の時代には、土地や不動産、会社・組織、学歴やキャリアといった「目に見えるもの」が重視される傾向があったと言われています。頑張って積み上げること、組織に属して安定を得ること、そういった価値観が社会の中心にありました。
一方、風のエレメントが象徴するのは、情報・知性・コミュニケーション・自由・流動性といったキーワードです。目に見えないものや、形のないもの——アイデア、つながり、ネットワーク、個人の在り方——が重視される時代になったという考え方があります。
② 風の時代のキーワードは「軽やかさ」と「つながり」
風の時代に重要とされる価値観のひとつが「軽やかさ」です。これは、ひとつの場所や組織に縛られず、風のように自由に移動・変化していくイメージです。フリーランスやリモートワーク、副業や多拠点生活といった働き方が広まっているのも、こうした時代のエネルギーと共鳴しているという見方もあります。
また「つながり」も大切なテーマです。インターネットやSNSを通じて、物理的な距離を超えた人と人とのつながりが生まれやすくなっています。肩書きや所属よりも、「どんな考えを持っているか」「何を発信しているか」という個人の在り方が、関係性を結ぶ鍵になりやすい時代とも言われています。
③ 「所有」より「共有・体験」へシフトする
土の時代には「持つこと」が豊かさの象徴とされてきた側面がありました。しかし風の時代には、ものを所有するより「体験する」「共有する」「循環させる」ことへの関心が高まっていくという考え方があります。
サブスクリプションサービスの普及やシェアリングエコノミーの拡大など、社会の変化もこうした流れと重なって見えます。「たくさん持つ」よりも「本当に必要なものだけを選ぶ」というライフスタイルが、風の時代の感覚に合っているのかもしれません。
④ 個人の「本質」が問われる時代
風の時代では、組織や肩書きではなく「あなた自身が何者か」が問われやすくなると言われています。どこに所属しているかよりも、どんな思想・スキル・感性を持っているか。そういった「内なる個性」が、人間関係や仕事、あらゆるつながりの土台になっていく時代という見方があります。
自分らしさを大切にしながら、しなやかに変化に対応していくこと——それが風の時代を生きるうえでのひとつのヒントかもしれません。
風の時代を日常に活かす過ごし方
「時代が変わったと言われても、日常生活で何をすればいいの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。ここでは、風の時代の特性を意識した日常の過ごし方をいくつかご紹介します。あくまで行動を整えるためのヒントとして、取り入れられるものを試してみてください。
▶ 情報と感性を磨く
風の時代は情報・知性のエレメントと言われています。好奇心のままに学ぶこと、新しいアイデアに触れること、本を読んだり対話を楽しんだりすることが、この時代のエネルギーと調和しやすいと言われています。学ぶことへの恐れを手放し、「知ることを楽しむ」姿勢を大切にしてみましょう。
▶ 軽やかに手放す練習をする
不要なものを手放す、古い固定観念を見直す、しがみついていた役割を少しゆるめてみる——こうした「手放し」のアクションが、風の時代の流れに乗るきっかけになるという考え方があります。物理的な断捨離から始めてみるのもよいでしょう。
▶ 人とのつながりを意識的に育てる
風の時代のキーワードは「ネットワーク」と「コミュニティ」です。気の合う人たちとゆるやかにつながること、価値観を共有できる場に参加すること。オンライン・オフラインを問わず、自分らしくいられるコミュニティを大切にしてみてください。
▶ 月の満ち欠けや星の動きに意識を向ける
風の時代は感性の時代とも言われています。月の満ち欠けを意識して過ごしたり、今月の星の動きをチェックしてみたりすることで、自然のリズムと自分の感覚をすり合わせていく習慣が生まれます。毎月の星読み記事などを参考にするのもおすすめです。
▶ 「本当にやりたいこと」を問い直す
風の時代は、外側の評価より内側の声を大切にする時代とも言われています。「周りに認められたいからやっている」ではなく、「自分が心から楽しい・やりたいと感じることは何か」を問い直す時間を設けてみましょう。手帳に書き出すだけでも、気持ちが整理されることがあります。
まとめ:風の時代は「自分らしく在ること」の時代
「風の時代とは何か」について、占星術の基本的な考え方からご紹介してきました。まとめると、以下のようなポイントが風の時代の特徴として挙げられます。
- 2020年12月のグレートコンジャンクションを機に、約200年続いた土の時代から風の時代へ移行したと言われている
- 情報・知性・コミュニケーション・自由・つながりが重視されるエレメントの時代
- 所有より体験・共有へ、組織より個人の在り方へのシフトが起きていると言われる
- 日常では「学ぶ・手放す・つながる・自分の声を聴く」ことが風の時代と調和しやすい
もちろん、これらはあくまで占星術という視点からの考え方のひとつです。「こういう見方もあるんだ」という入口として、自分の生き方や日常を振り返るきっかけにしていただければ幸いです。
風の時代は、正解や型にはまるよりも、しなやかに・自分らしく在ることが大切にされる時代という考え方があります。焦らず、自分のペースで、少しずつ自分の感覚を信頼してみてください。これからも毎月の星の動きや暦に合わせた情報をお届けしていきますので、ぜひ一緒に星の流れを楽しんでいきましょう。
もっと深く知りたい方へ
占星術の基礎からしっかり学びたい方には、占星術研究の第一人者・鏡リュウジさんによる『鏡リュウジの占星術の教科書 I 自分を知る編』がおすすめです。星読みの基本となる考え方をわかりやすく解説しており、風の時代の星の動きをより深く理解するための土台を作るのにぴったりの一冊です。
鏡リュウジの占星術の教科書 I:自分を知る編
※ 価格は投稿時点のものです。最新の価格はAmazonでご確認ください。
よくある質問
Q. 風の時代はいつから始まったのですか?
A. 2020年12月22日に木星と土星がみずがめ座で重なる「グレート・コンジャンクション」が起きたタイミングが、風の時代の始まりと言われています。約200年ぶりの大きな転換期とされています。
Q. 風の時代に合った生き方とは、具体的にどんなものですか?
A. 物やお金よりも情報・つながり・自由を大切にする生き方が風の時代に合っていると言われています。自分らしい価値観を軸に、フレキシブルに動ける環境を整えていくことがポイントとされています。
Q. 土の時代と風の時代は何が違うのですか?
A. 土の時代は地位・財産・安定など目に見えるものが重視された時代と言われています。一方、風の時代は知識・コミュニケーション・多様性など目に見えない価値が大切にされる時代とされています。



コメント