エンジェルナンバー1919の意味|本に書かれた「1と9」は自分の考えが開いた扉、9191との違い、時計の19:19、1919年と19という数

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エンジェルナンバー

時計を見ると19:19、レシートの合計が1,919円。1と9が交互に並ぶ1919が続くと、何かの知らせなのかと気になります。エンジェルナンバー1919は、「終わりと始まりの循環」「使命への目覚め」を表す数字として紹介されることがあります。

ここでは、エンジェルナンバーのもとになった本で、1919にあたる「1と9」の項目に何が書かれているかを確かめます。並び順で意味が変わるのか、時計に出る回数、「1919の意味」と調べたときに出てくる1919年の出来事、碁盤や暦に出てくる19という数もまとめます。

1919は本でどう読むのか

エンジェルナンバー1919の意味|本に書かれた「1と9」は自分の考えが開いた扉、9191との違い、時計の19:19、1919年と19という数のイメージ

エンジェルナンバーは、アメリカの作家ドリーン・バーチューの本から広まりました。数字の並びの意味を初めて載せたのは1999年の本で、2005年にはリネット・ブラウンとの共著で0から999までの意味を並べた本を出し、その日本語版が2007年に出ています。1919という4けたの項目は、どちらの本にもありません。

1999年の本は、2種類の数字でできた並びを「組み合わせ」の項目で読むよう書いています。1919は1と9だけでできているので、「1と9の組み合わせ」の項目で読むことになります。2005年の本の読み方では4けたを前の3けたと最後の1けたに分けるので191と9になりますが、その項目の文面はここでは確かめられていません。

本の「1と9」は、自分の考えが開いた扉

1999年の本の「1と9の組み合わせ」(例として119や199)は、次のような内容です。

あなたの考えが生んだ結果として、新しい扉が開いた。いま、自分の考えと正面から向き合い、自分がつくり出したものと目を合わせる機会がある。古いものは去るにまかせなさい。望みに沿った新しいものに置き換わっていくのだから。

ポイントは、扉を開いたのは自分自身の考えだ、とされていることです。いま目の前にある状況は、これまでの考えが形になったもの。それを見つめ直し、合わなくなったものを手放すと、望む方向の新しいものが入ってくる、という流れになっています。

同じ本で1と9のすぐ前にある「1と8の組み合わせ」は、人生の大きな一区切りが近い、うまくいっていない部分を手放しなさい、という内容でした。どちらも手放すことを勧めていますが、1と9は「いまの状況をつくったのは自分の考え」と、自分の側に目を向けさせる点が違います。

もとの記事は、1を新しい始まり・自立・先駆け、9を完成・奉仕・知恵として、1919を、終わりの中に新しい始まりが宿っている、という循環のサインと読み、仕事では使命感を持てる活動へ移るとき、内面ではライトワーカーとして魂が次の段階へ進むとき、と書いていました。古いものが去って新しいものに置き換わるという部分は本に近いのですが、本の中心にある「自分の考えが扉を開いた」が抜けていました。奉仕や使命、魂の段階の話も、本の1と9の項目にはありません。

ライトワーカーという言葉は、同じ1999年の本では999の項目に出てきます。999の見出しは「完了」で、個人や世界の大きな段階が終わりに近づいていること、地球がいまあなたを必要としているので仕事に取りかかって、という呼びかけが書かれています。1と9の組み合わせとは別の項目です。

1919と9191、1119は同じ意味

1999年の本では、「9と1の組み合わせ」(例として991や919)の項目も、1と9とまったく同じ文です。9が先でも1が先でも、意味は変わりません。

もとの記事は、よくある質問の答えで、1919と1119や9191は、並び順によってエネルギーの強調点が違うと書いていましたが、本の書き方は逆です。1919も9191も1119も、191も919も、1と9だけでできた数はすべて同じ「1と9の組み合わせ」として読みます。919と119は、本が例に挙げている数字そのものです。ちなみに、1999年の本が出た年の1999も、1と9だけでできた組み合わせです。

数秘術では、けたを足して1けたにすることがあり、1919なら1+9+1+9=20、2+0=2です。もとの記事はこの足し算から、2をバランスや協調の数としても読んでいましたが、けたを足すのは、1908年にバリエットという著者がピタゴラスの教えを名乗って数の振動を説いた本などに見られる読み方で、バーチューの本はこの方法をとっていません。ピタゴラス本人は書き物を残していないので、数の考え方がどこまで本人にさかのぼるのかも、はっきりしていません。

もとの記事は、ピタゴラスの学派やユダヤのカバラ、東洋の易学や九星気学を並べて、数字に神聖な意味を見出す思想は古くからある、としていましたが、それらとエンジェルナンバーをつなぐ出典は示されていませんでした。エンジェルナンバーの意味のもとになっているのは、あくまで1999年と2005年のバーチューの本です。

時計の19:19

19:19は24時間表示の時計で1日1回だけ出ます。12時間表示の時計では7:19と出るので、1919の並びは見られません。

本の読み方に合わせて、1と9だけでできていて両方を含む時刻を数えてみます。時を2けたで表し、0を付ける24時間表示の時計(1時なら01時)では、11:19、19:11、19:19の1日3回です。0を付けない24時間表示なら1:19、9:11、9:19も入って1日6回。12時間表示なら、1:19、9:11、9:19、11:19が午前と午後に1回ずつで、1日8回です。

本の例の119と919は、12時間表示なら1:19と9:19として毎日2回ずつ出ますが、199や991は時刻になりません。1119は11:19、1911は19:11として出る一方、9191や1991は時計には出てきません。1と2の組み合わせ(0を付ける24時間表示で1日14回)などと比べると、1と9は時計の上ではあまり出会わない組み合わせです。

それでも19:19をよく見ると感じるのは、一度気になった数字ほど目につきやすくなるためかもしれません。言語学者のズウィッキーが「頻度の錯覚」と名付けた心の動きです。見た日と時刻を1週間ほど書き留めておくと、本当に多いのか、気になって覚えているだけなのかが分かります。

「1919の意味」で出てくる1919年

「1919の意味」と調べると、1919年の出来事も出てきます。1919年は大正8年で、第一次世界大戦の講和の年でした。1月18日からパリで講和会議が開かれ、戦勝国27か国が参加しましたが、実際に会議を導いたのはアメリカのウィルソン、イギリスのロイド・ジョージ、フランスのクレマンソーでした。会議は国際連盟の設立や、中東欧の国々の独立を決めています。6月28日にはヴェルサイユ宮殿の鏡の間で、ドイツとの講和条約が調印され、翌1920年1月10日に発効しました。条約の第1編には国際連盟の規約が置かれ、国際労働機関を常に設けることも盛り込まれています。日本からは西園寺公望や牧野伸顕らが全権として出席しました。

同じ年の3月1日には朝鮮で独立運動の三・一運動が始まり、5月4日には北京で、講和会議で山東半島の権益の返還などの要求が通らなかったことへの反発などから五・四運動が起きて、中国の代表は条約の調印を拒みました。歴史の年号としての1919と、エンジェルナンバーの1919は関係がありません。

19という数

1919は19×101で、19も101も素数です。19を2回かけると361になり、これは碁盤の目の数と同じです。碁盤には縦と横に19本ずつの線が引かれ、361の交点に石を置きます。4本目・10本目・16本目の線が交わる9つの点には丸が付けられ、真ん中を天元、ほかの8つを星と呼びます。

暦にも19が出てきます。19年に7回のうるう月を入れる方法は、中国では章法と呼ばれ、紀元前から知られていました。19年(19太陽年)は約6939.60日、月の満ち欠け235回分は約6939.69日で、差は2時間ほどしかありません。19年たつと、同じ日付にほぼ同じ形の月がめぐってくることになります。

古い日本語には、19歳を「つづ」と呼んだ例があります。つづはもともと十のことでしたが、「つづやはたち」という言い方から、誤って19歳の意味にも使われるようになったと辞典は説明しています。江戸時代の浄瑠璃にも、十九や二十の娘を「つづやはたち」と言う例があります。

厄年も19と縁があります。辞典は、普通、男性は25歳と42歳、女性は19歳と33歳を厄年としていて、その用例に、近松門左衛門の浄瑠璃『曾根崎心中』(1703年)の道行から、相手も25歳の厄年、自分も19の厄年だと語る一節を引いています。

作者のその後

バーチューは2017年に洗礼を受け、2023年には、エンジェルナンバーは数字について瞑想して浮かんだ考えをもとに書いたもので、数秘術を教えたことを悔い改めると語っています。本の意味は、ひとりの作家の読み方として受け止めてください。

もとの記事は、バーチューを「アメリカの数秘術家・スピリチュアリスト」と紹介していましたが、ここでは作家と書いています。名前に添えられることのある博士号は、当時まだ認定を受けていなかった通信課程のものでした。

1919を見たら

1999年の本に沿うなら、1919は「いまの状況は、自分の考えが形になったもの。合わなくなったものを手放して、望む方向へ切り替えるとき」と読めます。頭の中で考え続けてきたことを紙に書き出して、それがいまの暮らしのどこに表れているかを見比べてみるのは、本の言葉に近い使い方です。

もとの記事は、転職や独立を考えているなら、1919を「恐れを手放して」新しい一歩を踏み出す後押しとして受け取る考え方を紹介していましたが、本の1と9の項目に仕事の話はありません。数字だけを理由に、仕事を辞める、大きなお金を動かす、人間関係を切るといった判断を急がないでください。迷いが長く続いてつらいときは、信頼できる人に話してみてください。

もとになった本の日本語版としては、ドリーン・バーチューとリネット・ブラウンの共著を牧野・M.美枝さんが訳した『エンジェル・ナンバー 数字は天使のメッセージ』(ダイヤモンド社、2007年)があります。2005年の共著の日本語版で、0から999までの数字の意味を並べた本です。1919の項目はなく、ここで紹介した1999年の本の「1と9」の文面とは別の本です。

よくある質問

Q. エンジェルナンバー1919の意味は何ですか?

A. もとの本に1919の項目はありません。1999年の本の「1と9の組み合わせ」は、自分の考えが生んだ結果として新しい扉が開いた、古いものを去らせて望みに沿った新しいものを迎えなさい、という内容です。

Q. 1919と9191、1119で意味は違いますか?

A. 1999年の本では、どれも「1と9の組み合わせ」で同じ意味です。9と1の項目も、1と9とまったく同じ文です。

Q. 「1919の意味」は、エンジェルナンバーのほかにもありますか?

A. 1919年は大正8年で、パリで第一次世界大戦の講和会議が開かれ、ヴェルサイユ条約が調印された年です。エンジェルナンバーの1919とは関係がありません。

Q. 時計で19:19をよく見ます。

A. 19:19は24時間表示の時計で1日1回です。1と9だけでできた時刻は、0を付ける24時間表示で1日3回、12時間表示で1日8回で、多くはありません。

Q. 1919はライトワーカーと関係がありますか?

A. 1999年の本でライトワーカーが出てくるのは999の項目です。1と9の組み合わせの項目に、その話はありません。

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